温活といえば、腹巻やレッグウォーマー、カイロなどのグッズを使って外側から温めるのが王道ですが、温め効果がある食材を摂って体の中からアプローチすることも大切です。中でも生姜は、様々な料理と相性が良く、使い勝手が良いうえに、体がポカポカと温まる効果をすぐに実感できる、非常にオススメな食材です。また、季節を問わず、気軽に手に入れられるという嬉しいメリットもあります。生姜を使った、朝でも手軽に作れるものとして、最もオススメなのは「ジンジャーミルクティー」です。作り方はいたって簡単。まず、マグカップ等に紅茶のティーバッグ(アッサムティーがオススメです)とお好みで砂糖を入れて、半分~2/3ほど熱湯を注ぎ、十分に色がついたらティーバッグを出します。その中にすりおろした生姜を少々加え、お好みでハチミツも入れて、最後に牛乳を加えれば香り良いジンジャーミルクティーの完成です。体が温まるうえ、いつもと少し違うミルクティーを楽しめます。次にオススメなのは、いつものお味噌汁にお好みですりおろし生姜を加えるだけという、人によってはジンジャーミルクティーよりも手軽に感じる料理です。お味噌汁と生姜は意外なほどマッチします。和食派の人はぜひ試してみてください。生姜をいちいちすりおろすのは面倒!とお思いかもしれませんが、毎回すりおろす必要はありません。生姜は買ったら皮をむいて全部すりおろし、ラップに薄く延ばして密閉し、そのまま冷凍しておけばいいのです。使いたいときに、使いたい分だけパキッと割って使えばいいので、手間は最初だけで済みます。できるだけ薄く冷凍しないと、使いたいときに適量割れなくなってしまうので注意してください。また、市販の生姜チューブを使えば最初にすりおろす手間さえも省けますが、温活という面ではあまりオススメしません。生姜チューブは生姜の風味は豊かですが、体を温める効果は、どうしてもすりおろした生姜には劣ってしまうのです。ぜひ、すりおろした生姜をストックして、温活に活用してみてください。